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私のコンピュータ歴

2024/10/01

代表の鈴木一哉です。
振り返ると約40年に渡ってコンピュータに携わってきました。
ITの仕事をしていると言うと、「ゲーム好きなんですか?」と聞かれますが、ゲームはほとんどしませんし、開発もしていません。
ただただコンピュータが好きなだけです。理由は今も分かりません。

1.黎明期

最初にコンピュータに触れたのは1982,3年頃で、「ポケットコンピュータ」と言われていたもの。
関数電卓機能がメインで、簡単なBASICが動くというものです。
ディスプレイは1行のモノクロ液晶しかなく、それでも簡単なゲームプログラムを入力して遊んでいました。

その後大学生になり、大学生協で富士通のFM-7を購入(ローンで!)
このマシンは、8ビット機でキーボード一体型の本体で、カラーディスプレイ付き。
ストレージはカセットテープ。(当時のHDDとプリンタは高価だったので、購入できず)
当時「Oh FM」という雑誌があり、色々なプログラムのソースコードが掲載されていて、頑張って入力して動かしていました。
ただ、誤植もかなりあり、それが原因でプログラムが動かないことも多々ありました。

2.社会人

社会人になってからは、職場にあったDECやNEC N5200等の業務用システムを触り始めました。
個人ではPC-98,DOS/V等を購入してプログラミングやパソコン通信などをしていました。

ある時、職場でサーバ機を導入することになり、サーバOSであるWindows NT 3.51の管理を任されました。
これが初めてサーバOSを触る経験となりました。1996年ごろだと思います。
一般にはWindows95が出てきたころです。
この頃からインターネットが徐々に浸透し始め、社内でも部署ごとのホームページを作成し始め、HTMLやCGIの基礎を学びました。

そこから暫くの間は、NT 4.0も含め、NTメインの業務に携わることになりました。
一時期は、NTサーバ20台程度の管理をしていたこともあります。
同時にサーバ管理に必要なネットワーク等のインフラについても学んできました。

3.独立後

2000年に独立するとWindowsサーバだけではなく、法人向けLinuxサーバの要望に対応するためLinuxも使い始めました。これは、Webサイトの需要が多くなってきたためです。
CGIやデータベースも本格的に開発を始めました。
最初の頃はTurbo LinuxやFedora,Red Hat等を使っていました。
その頃はオンプレミスのサーバしかないので、何をするにも現地作業という時代でした。
事務所でセットアップして、お客様先に持ち込むこともありました。

一般にも「ホームページ」の需要が増えてくると「レンタルサーバ」も増えてきました。
これはこれで扱いが楽で今でも使う時がありますが、最近はクラウドがメインとなっています。
クラウドは、Windowsサーバ/Linuxサーバ/NWなど構成の自由度が高く、場合によってはオンプレミスと同等に扱えます。

今回は主にコンピュータ・OSを中心振り返ってみましたが、約40年の間に随分環境が変化してきました。
今後も変化を捉え、時代に遅れないように学びを忘れず、業務を進めて行きたいと思います。